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大連三世

Author:大連三世
旧満州国大連市生まれの三代目。
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Update 2015.09.01 

#  通訳、翻訳

歴史を変えた誤訳 鳥飼玖美子著
新潮社文庫(平成16年発行)

かかりつけクリニックの待合室で見つけた文庫本
「歴史をかえた誤訳」

最初に紹介されるエピソードが
ポツダム宣言に対する日本側の回答「黙殺」
つい最近見た映画「日本の一番長い日」でも
鈴木貫太郎総理のセリフに「黙殺するしかないな」という場面があった
当時の国内の情勢から弱気な発言はできず
しばらく静観して最終決断に踏み切ろう考え
公には弱気ととられない言葉として「黙殺」を使ったという
これが英訳ではignore「無視する」とされ
結果広島、長崎への原爆投下につながったのではないか
と解説されている(異論もあるらしい)

言葉の裏に隠された日本人的微妙なニュアンスが
翻訳されなかったことは誤訳なのか

ほかにもそんな論議があったなーって思うことに
佐藤栄作総理の沖縄返還交渉時の「善処します」発言
後にニクソンショックのしっぺ返しを食った
鈴木善幸総理の防衛談義での「吠えるライオンとハリネズミ」発言
意味が通じずアメリカのマスコミに一笑された
中曽根康弘総理のアメリカ記者との懇談会での「不沈戦艦」発言
言った言わないの論議に発展
ほか多数の歴史的出来事での通訳、翻訳に関する
エピソードが紹介されている

母国語であっても新しくは
憲法の解釈問題などがあるほどで
ましてや異文化の言葉でのコミュニケーションの
難しさや限界を感じながら通院の度に読み進めている

特に日本人的と感じる遠回しな表現「善処します」などは
その文化がない異言語には置き換えられないのだろう

(2015.9.1)



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