芥川賞ノミネート作品 はじめて読む純文学 ( 2015-07-16 )

今日16日芥川賞の選考会があるらしい
芥川賞だの直木賞だの言葉としての知識だけで
大連にはほど遠い世界ではあるが
現役お笑い芸人の作品と言うこと
発表した文芸誌が増刷されたこと
芥川賞にノミネートされたこと
等々で話題となっているので
時間つぶしと言えば大変失礼だけど
電子版を購入して読んでみた
純文学デビューと言ったところだが
語彙の少なさに悩まされることとなった
お笑い芸人の世界がリズミカルな
関西弁で描かれていることに助けられ読破できた
テレビのバラエティー番組で見る
芸人さんの違った側面を覘いたような気にもなるものの
やはり文学書になじみのない私には
最初と最後に花火のシーがあるが
これがどんな役割をしてるのか
「花火」でなくどうして「火花」なのか
そして火花に何を語らせたかったのか読解は出来なかった
併せて読んでいる横山秀夫「64」の方が私には面白い
(2015.7.16)